YAMAHA RTX810のコンソールケーブルが必要になりまして、ちょっと困ったのでどなたの役に立つかわかりませんが記録として残しておこうと思います。
YAMAHA RTX810
いわずもがな国内ネットワーク機器のメーカーYAMAHAさんが出していた小規模向けギガアクセスVPNルーターです。RTX810はというと2011年11月発売ですから9年選手。現行機種はRTX830で2017年10月発売ということですから既に3年経ってます。
現行との比較
基本性能比較
CPU | RAM | Flash ROM | NATセッション数 | スループット | 発売日 | |
RTX810 | ARM 450MHz | 128MB | 16MB | 10000 | 1Gbit/s | 2011年11月 |
RTX830 | ARM 1333MHz ×2 | 256MB | 32MB | 65534 | 2Gbit/s | 2017年10月 |
RTX830にくらべるとCPUがかなり貧弱ですね、メモリも半分です。これまでの小規模オフィスワークなど大したことをしなければ十分な性能ですが、これからのテレワーク時代には通信が増えCPUにも負担がおおきくなりますので世代交代が必要な感じです。
とはいえまだまだ現役な環境も多いようです。
コンソールケーブルの比較
RTX830は手持ちのminiUSBケーブルが利用できるのは非常にありがたいです。RTX810はD-sub9ピンですがクロスで且つ機器側がオスです。これがちょっと困りました、家電量販店では売ってないんですね。
コンソールポート | |
RTX810 | D-sub9ピン, DTEモード固定, 9,600bit/s |
RTX830 | 2ポート(RJ-45, USB Mini-B(5pin), 9,600/19,200/38,400/57,600/115,200 bit/s) |
必要なもの
1. D-sub9ピン クロスケーブル メス-メス
2. USB to D-sub9ピン オス-オス ストレート
D-sub9ピン クロス メス-メス
エレコム RS-232Cシリアルリバース D-Sub9ピンメス – D-Sub9ピンメス 1.5m C232R-915
USB to D-sub9ピン オス-オス ストレート
iBUFFALO USBシリアルケーブル(USBtypeA to D-sub9ピン)0.5m ブラックスケルトン BSUSRC0605BS
私の購入時には3000円でお釣りが来る程度の金額です。
接続
このような感じで接続ができました。長さも2メートルもあれば出先でもノートPCからの接続には難はないですね。
まとめ
おそらく今回の機会以外で活躍できる場はかなり限られてきますが、とりあえず課題は解決できたのでよしとします。