長らく利用されてきたWindows7も終了が間近となってきました。2009年リリースから考えると10年にも及ぶ期間私達の業務を支えてきてくれました。単純に一度の購入で10年も面倒をみてくれてきたわけですから大変ありがたいことです。感謝とともに卒業です。
サポートサイクル
Windows7のサポート終了は2020 年 1 月 14 日で終了します。ではその他の製品はどうなのかを見てみましょう。
Windows
Windows8.1、Windows7
オペレーティング システム | メインストリーム サポートの終了 | 延長サポートの終了 |
Windows 8.1 | 2018 年 1 月 9 日 | 2023 年 1 月 10 日 |
Windows 7 SP1 | 2015 年 1 月 13 日 | 2020 年 1 月 14 日 |
Windows8.1はまだサポートがありますが早めの乗り換えが望ましいと考えます。私もユーザーの一人でしたが、いかんせんスタート画面が不便で中途半端で使いにくかった。Windows10のスタートも少し不満はあるけど。
Windows10
Windows 10 のバージョン | 提供日 | サービスの終了 |
1909 | 2019 年 11 月 12 日 | 2021 年 5 月 11 日 |
1903 | 2019 年 5 月 21 日 | 2020 年 12 月 8 日 |
1809 | 2018 年 11 月 13 日 | 2020 年 5 月 12 日 |
1803 | 2018 年 4 月 30 日 | 2019 年 11 月 12 日 |
1709 | 2017 年 10 月 17 日 | 2019 年 4 月 9 日 |
1703 | 2017 年 4 月 5 日 | 2018 年 10 月 9 日 |
1607 | 2016 年 8 月 2 日 | 2018 年 4 月 10 日 |
1511 | 2015 年 11 月 10 日 | 2017 年 10 月 10 日 |
1507 | 2015 年 7 月 29 日 | 2017 年 5 月 9 日 |
Windows10は同社のこれまでのOSと異なり名称が変わらなくなりました。その代わり年に2度大規模更新を行い、常に最新の状態を維持していくという事です。これに伴い上表のバージョンによるサービスの終了という短期スパンが発生しているのではないでしょうか。名称が変わらずバージョンだけ変わっていくというのは大きな変化ですがコンセプトである「Windows as a Service」の導入という流れから考えるに、今後名称が変わることもあるのかなぁなんて推測したりもします。「Windows10」より「Windows」だけの方がスッキリしますし。
企業の担当者は大規模更新にあわせ情報収集が必須となるのではないでしょうか。現在使用している業務アプリに影響がないのかどうか。これを年に2回も対策ししなければならないかもしれないと思うと…胃を鍛えておかないとならないですね。場合によっては保守コストもかかるかもしれません。
Office
製品名 | メインストリーム サポートの終了 | 延長サポートの終了 |
Office 2016 | 2020 年 10 月 13 日 | 2025 年 10 月 14 日 |
Office 2013 | 2018 年 4 月 10 日 | 2023 年 4 月 11 日 |
Office 2010 | 2015 年 10 月 13 日 | 2020 年 10 月 13 日 |
Office 2007 | 2012年10月 10日 | 2017 年 10 月 10日 |
忘れてはいけないOfficeです。Office2010の終了も近づいております。Office 2007はさすがに退役で良いとい思いますが、Office 2010はまだ使用している人は多いのではないでしょうか。Officeに付属してきたMicrosoft Office Picture Manager(ピクチャーマネージャー)というソフトが意外と使いやすくて便利だったので今もなお使用している人をみかけます。
ただ、現在配布されているものはSharePoint Designer 2010というものに含まれるバージョンを利用されているかと思いますが、 SharePoint Designer 2010 ももちろん2020年10月13日以降はサポートがされませんので代替ソフトを探しておく必要があります。
さいごに
私もすでにメインのパソコンはWindows10へ移行済みですが、手持ちのパソコンの中にはまだWindows7もあります。このパソコンをどうするのか考えなくてはなりませんね。